【経験者が解説】未経験からグラフィックデザイナーになるのは厳しい?
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!
私は社会人2年目で未経験からグラフィックデザイナーに転職しました。
経験してみて感じたのは、未経験からグラフィックデザイナーになるのは正直厳しいけどなれる!です。
今回は経験談をもとに未経験からグラフィックデザイナーになるためのポイントを紹介したいと思います。
グラフィックデザイナー歴5年目。
20代半ばに独学→スクールを経て、未経験からグラフィックデザイナーに転職。
副業でもデザインやブログ、イラストをやっています。
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未経験からグラフィックデザイナーになるのは厳しい?
結論から言うと、未経験からグラフィックデザイナーに就職するのは厳しいけどなれる!です。
なぜ未経験からグラフィックデザイナーになるのは厳しいのか。
理由は2つあると考えています。
- 未経験求人が少ない
- 印刷物のデザインが減っている
1.未経験求人が少ない
グラフィックデザイナーの未経験求人は少ないです。
というのも、デザイナーの求人は経験年数2年程度〜の募集が多くて、未経験からの求人は限られます。
また、未経験でも可という場合でも、経験者が応募することもあります。
数少ない求人の中で椅子取りゲームをしている状態なんですよね。
2.印刷物のデザインが減っている
近年、印刷物からウェブの流れは大きく、印刷物のデザインは徐々に減っています。
確かに、電車の中吊り広告が少なくなったし、チラシをもらうような機会も減った気がするな…
そうなんだよ。
スマホの普及が大きいと考られるね〜
そのため、グラフィックデザイナーを欲する割合が減ってしまい、就職が厳しくなっています。
未経験からグラフィックデザイナーになるためのポイント
最初にもお伝えしましたが、未経験からグラフィックデザイナーになるのは厳しい面もありますが、なれないわけではありません!
未経験からグラフィックデザイナーになるために押さえておきたいポイントを紹介します。
- 必要なスキルを身につけておく
- ポートフォリオはしっかり作り込む
- 正社員だけに絞らない
- 仕事内容を絞りすぎない
必要なスキルは身につけておく
グラフィックデザイナーとして必要なスキルは身につけておきましょう。
特にAdobeソフトである、
- Illustrator(デザイン)
- Photoshop(画像処理)
- InDesign(ページもののデザイン)
は使う機会が多いので、是非学んでおいてください。
IllustratorとPhotoshopは必須、InDesignは業界によっては使わない場合もありますが、使えると仕事の幅は格段に広がりますよ!
Adobeソフトの購入は、学生料金で購入できるたのまな がおすすめ。
動画講座ついているので、購入と同時に使い方がわかるのもおすすめポイントです。
また、グラフィックデザイナーならば本などを活用して印刷の知識も最低限は知っておきましょう。
ポートフォリオはしっかり作り込む
デザイナーになるには、ポートフォリオ(作品集)は必要不可欠。
私はこんなデザインができますよ!という証明になるからです。
なので、ポートフォリオに載せる作品からしっかり作り込むことが大事です。
グラフィックデザイナーになりたい人に向けたポートフォリオの作り方はこちらを参考にしてみてくださいね!
正社員だけに絞らない
なかなか仕事が見つからない場合、正社員だけに絞らず、視野を広げて仕事を探してみるというのもおすすめです。
視野が狭くなってしまうと、仕事が見つけにくくなってしまいます。
グラフィックデザイナーは手に職なので、アルバイト+副業、派遣+副業なんてパターンもできますよね。
現時点で正社員が良いけどなかなかいい求人がなければ、正社員の求人を探しつつ短期派遣のお仕事をすることもできます。
今の時代、色々な働き方ができることは頭の隅に置いておくといいでしょう。
とはいえ、生活があるのも事実。
収入などもしっかり考慮して働き方を考えてみてくださいね!
仕事内容を絞りすぎない
仕事内容も絞りすぎないように注意が必要です。
確実に譲れないところは持ちつつ、柔軟に仕事内容を考えましょう。
例えば、事務+デザインなど、掛け合わせた仕事もあります。
事務もやっても大丈夫かなと思えるのであれば、デザインの仕事もできるので、グラフィックデザイナーとしての一歩を踏み出せることになります。
仕事内容も視野を広くして考えることで、働きたいと思える会社に出会える可能性も上がりますよ!
諦めない
未経験からグラフィックデザイナーになるのはどうしても厳しくなってしまいます。
グラフィックデザイナーになりたいと思うなら、就職活動がうまくいかなくても、諦めないで続けてみてください。
タイミングによってはいい会社と巡り会えないということもあります。
私自身もなかなかうまくいかなかった時期があり、グラフィックデザイナーを諦めようと思ったことがありました。
それでも、続けて就職活動をしていればいい就職先に巡り会えたので、これから就職する人は諦めない気持ちを持っていてほしいです。
私が未経験からグラフィックデザイナーになった方法
最後に、私が未経験からグラフィックデザイナーになった方法も紹介します。
私は、派遣+副業でグラフィックデザイナーになりました!
派遣デザイナーになった理由は暮らしを大切にしながら働きたかったからです。
派遣は、就業先と派遣社員との間に派遣会社が入るので、労働環境や仕事内容が契約外だった時に相談しやすい働き方なんです。
業界的にもまだまだブラックではあるので、無理のない働き方がしやすい方法を選びました。
とは言いつつも、もちろん一筋縄ではいきませんでした。
デザイナーと言えるのか微妙な仕事をしたり、オペレーターとして働いたりして、やっとグラフィックデザイナーになれたという感じです。
グラフィックデザイナーとしてちゃんと働けるまでは、副業でデザイナーとして活動をしていました。
期間で言うと、1年半ほどかかりました。
少し時間がかかりましたが、グラフィックデザイナーとして働くことができました。
私は無理なく働くことを優先していたので時間がかかりましたが、希望する働き方やデザインの実力によっては最初からグラフィックデザイナーとして働けることももちろんあります。
環境やどんなふうに働きたいかは人それぞれなので、ご参考までに!
まとめ
未経験からグラフィックデザイナーになるには、厳しい面もありますが決してなれないわけではありません。
グラフィックデザイナーになりたいのなら、視野を広く柔軟に仕事を探しみるとうまくいくかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、べちまる(@bechimaru)からでした〜!