派遣デザイナーのメリット・デメリットは?現役がお答えします。
こんにちは、現役派遣デザイナーのべちまる(@bechimaru)です。
べちまる〜!派遣デザイナーってどうなん?
ついにらびも興味持ってくれたの?!
ちょっとだけな〜!でもよくわからんから良いところと悪いところ教えてくれ〜!!
任せて!
というわけで今回は、現役の派遣デザイナーが、デザイナーにとっての派遣のメリット・デメリットを解説したいと思います。
- 激務なしでデザイナーとして働きたい人
- 将来的にデザイナーとして独立したい人
- デザイナー目線の派遣のメリット・デメリットを知りたい人
一般的な派遣の詳しいメリット・デメリットを知りたい方はこちらをチェック!
デザイナーにおすすめ派遣会社
派遣ってどういう働き方?
派遣社員とは、簡単にいうと「雇用契約を結んだ会社とは別の会社で働く労働者」のことです。このとき労働者は、雇用契約を結んでいる会社から実際に働く会社へと、「派遣」される形になるので、派遣社員と呼ばれるのです。通常、労働者が雇用契約を結んでいる会社を「派遣会社(人材派遣会社)」、実際に仕事をする会社を「派遣先企業」と呼びます。
ちょっとよくわかんないや〜!
それなら、図で説明するね!
図の通り、『派遣スタッフ』である自分と『派遣会社』が雇用契約を結んでいます。
また派遣会社は派遣先企業と派遣契約を結ぶことで派遣スタッフを紹介します。
そのため、『派遣』という雇用形態では、『派遣スタッフ』と実際に働く企業である『派遣先企業』と雇用契約を結ばないのが特徴となります。
詳しくは、下の記事で解説しているので参考にしてみてください!
派遣という仕組みを使って、デザイナーとして働くのが派遣デザイナーというわけです。
派遣デザイナーのメリット
では早速派遣デザイナーのメリットを紹介します。
- 働いた分だけ稼げる
- プライベートの時間がとりやすい
- 様々な会社で働くことでスキルアップに繋がる
- 契約以外の仕事はしなくて良い
1.働いた分だけ稼げる
正社員としてデザイナーで働く場合、残業がないデザイナー職は稀で、残業ありきでの仕事が多いでしょう。
残業も夜遅くまであり、終電を逃してしまった…という会社は少なくありません。
それに加えて残業代は固定残業代というパターンが多く、労働と対価が合わない!なんて話はいまだによく聞きます。
それで疲弊してしまう人は多いよね…
ですが、派遣デザイナーは時給制なので働いた分だけ稼げます!
残業する場合、時給も少し上がるのでしっかり稼げます。
場合によっては正社員より稼げることも。
私も残業がそこそこある会社で派遣をしていた時は、平均時給以下だったのにも関わらず、手取り25万円程度稼げました…!
労働と見合った対価が欲しい、残業ガッツリしたいという人にも派遣デザイナーはおすすめです。
2.プライベートの時間がとりやすい
働いた分だけ稼げる反面、プライベートの時間がとりやすいのもメリットの一つです。
理由としては、
- 正社員なら残業がある会社でも、派遣は残業なしになっていることがある
- ライフスタイルに合わせた求人を見つけることでプライベートの時間が確保しやすくなる
ということが挙げられます。
①は、結構あるあるなので、残業なしの仕事は比較的探しやすくなります。
また、②のように、休みが平日にあるところや、時短勤務ができる仕事もあるので、それぞれの生活に合わせた仕事を選んでプライベートの時間も確保しやすくなります!
3.様々な会社で働くことでスキルアップに繋がる
同じ会社で働いていると、ジャンルの似たデザインの仕事が多くなります。
そうすると、偏ったデザインスキルになりがちです。
派遣は有期雇用のため、契約が終われば違う会社へ行くことになります。
なので、派遣で働き続けると様々な会社で働くことができ、様々なデザインに携わることができます。
いろんなデザインに携わることで学べることがたくさんあります!
また、会社によってデザインを受注するシステムや料金形態など、仕事の進め方も変わってきます。
そういう面でも将来的に独立を考えているデザイナーにおすすめの働き方になります。
4.契約以外の仕事はしなくて良い
派遣は、契約を結んで仕事をすることになります。
そのため、契約書に書かれていない仕事はする必要がありません。
例えば、会社主体で行う飲み会の幹事や全然関係ない部署からの突然の仕事なども契約書に書かれてなければしなくてOK。
個人的には、派遣デザイナーになってからは会議の参加もほとんどなくなりました。
もし、契約書に書かれていない仕事が発生したら、派遣会社に相談できます。
派遣社員が派遣先企業に直接言うことはないので安心ですね。
派遣デザイナーのデメリット
次は、派遣デザイナーのデメリットです。
- 働く日数によって給料が変わる
- 働く期間が限られている
- ボーナスはない
- 未経験の求人が少ない
1.働く日数によって給料が変わる
派遣は時給制がほとんどで、その場合働く日数によって給料が変わります。
ゴールデンウィークやお盆・お正月などの大型連休がある月や、もともと働く日数が少ない2月は給料は少し減ります。
生きていく上でお金は大切。
前もって給料の計算をしておくと安心できます!
給料が減るタイミングもあるけど、ちゃんと貯金もできました!
貯金については下の記事も参考にしてみてね!
2.働く期間が限られている
派遣は期限のある雇用です。
なので、いつかは辞める日が来ると思って働く必要があります。
満期を迎えたときに、気に入ってもらえれば社員にしてもらえることもあるみたいですが、そのときになってみないとわかりません。
最初から期限のある仕事だと割り切れる人が派遣向きです。
3.ボーナスはない
残念ながら、ボーナスはありません。
年収を上げたい人は派遣には不向きです。
ですが、正社員の給料を時給換算したときに派遣の方が時給が良くなる場合もあるので、一概には言えません。
気になった方は計算してみてください!
4.未経験の求人が少ない
私は、未経験で派遣デザイナーになったのですが、即戦力を求められる派遣では未経験の求人がとても少ない印象でした。
デザイナーとしての経験年数が少しでもあれば、求人は選び放題なのがデザイナー業界のあるあるでもありますよね。
未経験で派遣デザイナーになりたいという人はとにかく色んな派遣会社の求人を探してください。
派遣の複数登録は積極的に行いましょう〜!
派遣デザイナーについてよくある質問
派遣デザイナーとしてよく聞かれる質問をまとめました!
今まで働いた会社3社からの体験談になります!ご参考までに。
- 派遣で制作したデザインのデータを持ち帰ることは可能?
-
制作したデザインはデザイナーにとって実績となりとても大切なもの。
持ち帰ることができるかは会社によって異なります。
ポートフォリオの作成範囲内だったらOKという場合もあれば、原則NGという会社もありました。
応募した後の詳しい説明を受ける段階で聞いておくのがおすすめです。
- 派遣は責任のある仕事は任されないって聞くけどちゃんとデザインはできる?
-
契約内容にデザイナーとしての仕事内容があればできます。
派遣で契約するときには、契約書をきっちり確認しておきましょう。
まとめ
派遣デザイナーのメリット・デメリットを紹介しました。
メリット・デメリットから派遣デザイナーに向いている人は
- 働いた分だけお給料を貰いたい人
- プライベートの時間を大事にしたい人
- 将来的にデザイナーとして独立を考えている人
- デザインの仕事だけしたい人
になります。
特に、無理して働くことが苦手な人はとても相性のいい働き方だと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
以上、べちまる(@bechimaru)からでした〜!
迷ったらこの派遣会社に登録!